住宅の大切なメンテナンス!?屋根塗装の全体の流れなど基本情報にご紹介

このサイトでは、外壁塗装と同じく住宅の大切なメンテナンスともいえる屋根塗装の全体的な流れなど、基本的な知識を中心にご紹介しています。
一般的に、屋根は8年ごとに塗装を繰り返すことが良いとされるけれども、これは適切な塗装工事を行っている業者を利用した場合です。
塗装を行うときには屋根切りを屋根と屋根の隙間に挿入するけれども、このような作業についても塗装前に知識として得ておくことで安心な塗装リフォームができますし、必要な屋根の種類などにも触れているため参考にされると良いのではないでしょうか。
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住宅の大切なメンテナンス!?屋根塗装の全体の流れなど基本情報にご紹介
- 屋根塗装は足場の設置が欠かせない住宅リフォーム工事
- 屋根塗装は高圧洗浄で屋根の上の汚れをきれいに洗い流す
- 鉄部塗装は屋根塗装に付随する部分でサビ落としなども重要な工程
- 屋根塗装で最初に塗るのが下塗り材で下地と重ね塗りする塗料の接着剤
- 屋根塗装の必要性は写真や動画などで確認
- 屋根塗装は作業工程が重要で工程の有無や順序で塗装品質が左右される
- 屋根塗装工事中の写真を撮影して見せてくれる
- 屋根塗装の工事中にダブルチェックで品質を確認する
- 塗料メーカーの保証がある屋根塗装工事
- 屋根塗装の工期は規模や天候にもよるけれども10日前後が目安
- 屋根塗装は見積もりの段階でしっかり点検して貰うことが成功に繋がる
- 屋根塗装での塗り回数や利用する量などはメーカーの仕様に沿って行う
- 屋根塗装は目で目ない部分だからこそ信頼できる塗装会社に依頼
- 見積もり段階でも屋根の写真や映像を撮影して確認することも屋根塗装は必要不可欠
住宅の大切なメンテナンス!?屋根塗装の全体の流れなど基本情報にご紹介
屋根塗装は、家を守る屋根に対するリフォーム工事であり重要なメンテナンスです。
塗装工事の全体的流れを知ることでそれぞれの工程で重要視しなければならない部分が見えて来たり、業者さんに屋根塗装の見積もりを依頼したときの営業マンからの説明も納得ができるようになるのではないでしょうか。
なるべく、専門用語を使わずに説明を行ってくれる営業マンは優良な塗装会社であり、縁切りなどの必要性についても教えてくれると安心に繋がります。
屋根塗装は足場の設置が欠かせない住宅リフォーム工事
住宅リフォーム工事にはいろいろなものがあり、たとえば室内の壁という壁をこわして柱だけの状態にした上で、間取りの変更や設備の全面的な更新を行うスケルトン工事は当然ですがそのひとつです。
実はこうした大規模な工事にかぎらず、たとえば住宅の寿命を延ばすために行う屋根塗装なども、立派な住宅リフォーム工事のなかに含まれます。
屋根塗装にあたっては足場設置の作業をともなうのがふつうですが、素人目に見ればはしごや脚立があれば十分ではないかと感じることがあります。
とりわけ設置費用だけで数十万円もかかることがあり、全体の工事費のなかでもそれなりのウエイトを占めていることから、できれば予算を節約したいと思ってしまうのも当然の話です。
しかし足場がなければ高所にある部分を正確に施工することができず、塗りムラが発生するなどの品質にかかわるほか、高所で作業する職人の安全にとっても重要です。
また屋根塗装の際の高圧洗浄や塗装作業における水滴や塗料の飛散を防ぐためにも、飛散防止シートを展開する場所を確保する必要があり、その意味でも必要性は高いといえます。
屋根塗装は高圧洗浄で屋根の上の汚れをきれいに洗い流す
屋根塗装をするにあたっては、足場を組んだのちに機械を用いて高圧洗浄を行う作業を伴います。
屋根は常に風雨にさらされているものですが、長年の間に苔やその他の汚れが付着してしまうことがありますし、また古い塗料がはがれてムラが生じていることもあります。
こうした汚れなどをいったんきれいに洗い流しておかないと、新しい塗料が屋根材に十分に密着して塗膜を形成することを阻害してしまうことがあります。
そこで屋根塗装といえばまず高圧洗浄から入るのがセオリーとなっています。
もちろん業務用の強力な機械を使いますので、屋根材の劣化がはげしければ水圧によってかえって屋根材を傷めて破損させてしまったりすることもあり得ます。
逆にそのように劣化が進行してしまっている状況であれば、屋根塗装よりもむしろ屋根材の葺き替えであったり、カバー工法で屋根の上からガリバリウム鋼板の覆いをかけるといった方法を検討したほうがよいこともあります。
鉄部塗装は屋根塗装に付随する部分でサビ落としなども重要な工程
鉄部塗装は屋根塗装に付随する部分において、下地作りとそのサビ落としなども重要な工程となるのではないでしょうか。
塗装は塗料を塗るだけが作業ではなく、下地作りも作業の一環だといえますし、場合によっては塗料よりも重要性が高まります。
理由は密着に左右するからで、中途半端な下地に塗ってもしっかりと定着せず、経年で浮いてきたり耐用年数を向かえる前に劣化することになります。
屋根塗装もそうですが、鉄部は特にサビが塗料の定着を妨げますし、サビの進行で浮いてしまうので、十分に落とし切ることが大事です。
この作業が甘いといくら丁寧に塗っても綺麗に仕上がりませんし、防水や保護といった効果が発揮されないです。
作業がいい加減だと住宅の信頼性や将来の価値にも影響を及ぼしますから、信頼できる業者に任せることが重要です。
空気や水分が入り込む隙間を作らないようになめらかな表面に仕上げることで、ようやく密着性を高めるケレンに進めますから、何事も最初や基礎が肝心だといえるのではないでしょうか。
屋根塗装で最初に塗るのが下塗り材で下地と重ね塗りする塗料の接着剤
屋根塗装で最初に行う工程が下塗りです。
下塗りはプライマーやシーラーと言われる下塗り材を塗布している作業となります。
屋根の素材は劣化していると塗料をどんどん吸い込んでいきます。
吸い込む量が多いとその分、必要となる塗料も増えてしまいますし、作業時間もかかってしまいます。
そこでプライマーやシーラーを塗る訳です。
下塗り材をしっかり屋根材に染み込ませることで、より塗料を塗りやすくしていきます。
屋根塗装ではその後、タスペーサーという役物を挿入するのが一般的です。
タスペーサーは、屋根材と屋根材の継ぎ目が塗膜で塞がれてしまうのを防ぐ目的で行う工程です。
下塗りとタスペーサー挿入が完了したら、中塗りを行っていきます屋根塗装では中塗り・上塗りと2回塗料を塗っていくことになります。
上塗りをすることでツヤを出し美観を高めることができる他、耐久性をアップする効果もあるようです。
このように細かい工程を経て屋根塗装は完了です。
屋根塗装の必要性は写真や動画などで確認
竣工や前回の塗り替えから10年が経過したものの、屋根塗装の必要性に疑問を感じている人は、写真や動画で確認するのが良いのではないでしょうか。
屋根というのは普段あまり目にしませんし、上って直接的に見たり手で触れる機会は殆どないものです。
その為、必要性について疑問が生じるのは当然ですし、放置して問題に直面しないと分からないこともあります。
屋根塗装は結局のところ、建物だけでなく住む人や家財を守る為にも重要で、耐用年数を過ぎて塗り替えない状態が続くと損害が発生するリスクが高まります。
屋根塗装の写真や動画を見てみると分かりますが、ビフォーアフターで驚くほど見違える変身を遂げているケースは珍しくないです。
色はくすみひび割れなどでボロボロだったものが、屋根塗装でまるで新築のように蘇った姿は誰が見ても魅力的に映るはずです。
写真や動画で分かるのは主に見た目の変化ですが、塗料の選択によっては付加機能や耐用年数の延長が見込めるので、そういう部分も念頭に色々とチェックしてみるべきではないでしょうか。
屋根塗装は作業工程が重要で工程の有無や順序で塗装品質が左右される
屋根塗装は8年に一度の割合で行うと、屋根の機能が損なわれないので家を守る効果に繋げけることができるといわれています。
しかし、屋根塗装は単にペンキを使って重ね塗りをすれば良いわけでなく正しい作業工程で行って初めて塗装品質が良い状態に導かれて塗料のグレードごとに設定されている耐用年数の中で品質を維持させることができるようになります。
必要な手順を省くような手抜き工事は、仕上がりへの期待が悪くなるだけでなく耐久性にも影響を与えることなどからも決められたルールに沿って正しい仕事をすることが品質を高めるポイントにも繋がります。
業者の中には塗装工程を詳しく説明してくれないところもあるようですが、屋根塗装工事の工程を把握しておいて損することはありませんので、きちんとした知識を身に付けるためにも決まったルールや手順の把握と、施工中の見学などで適切な工事が行われているのか否かを確認することが安心に繋がるといっても過言ではありません。
屋根塗装工事中の写真を撮影して見せてくれる
屋根塗装は、外壁塗装とは異なり工事中の様子を確認することができない部分が多い塗装リフォームです。
2階の窓から1階の屋根を見ることはできるけれども2階の屋根となると道路から見ないと分からなかったり、場所的な問題から全く目に入らないことも少なくありません。
現在、屋根塗装がどのように行われているのかそれを知ることは施工主側の特権でもあり、工事中の様子を確認しておきたいなどのように考える人は多いといえましょう。
お客さん第一などのように考えてくれる塗装会社など場合は、屋根塗装工事中の写真を撮影してそれを見せてくれる会社もありますし、動画などで撮影してある場合は作業そのものを目にすることができるわけですから安心して任せられるメリットもあるのではないでしょうか。
高圧洗浄工程は塗装に欠かせない部分になるけれども、高圧洗浄前と後の画像を見せて貰うことで洗浄効果が高いことを把握することができるようになります。
また、工事中に画像や動画の撮影を行って見せて貰えるところは優良業者でもあり、口コミなどを利用して工事中の様子を確認できる会社を選ぶのもおすすめです。
屋根塗装の工事中にダブルチェックで品質を確認する
屋根塗装は職人さんが行う手作業であり、熟練の職人さんでもミスがゼロになるとはいい切れるものではありません。
塗装会社の中には、自社にはベテランの職人や資格を持つスタッフがいるので安心などのようにホームページで紹介が行われていることがあるけれどもミスは絶対にゼロにならないこともある、このようことは頭の片隅に置いて屋根塗装工事を依頼する会社選びが大切です。
このようなときにおすすめなのが品質に強い自信がある会社を選ぶことで、品質に自信がある会社はダブルチェックなどのような検査工程を経て完成させるといったポリシーがあります。
職人さんの中でもトップクラスになるのが親方になるけれども、塗装職人以外の品質管理職や監督部門などによるチェックが入ることでミスをゼロに導くことができる、塗装品質への期待が高まります。
この場合は人員を割いて2重でチェックを行う形になるわけですから、品質に対して強いこだわりを持つ証拠などからも、屋根塗装を依頼する先は施工中の管理体制がしっかりしているところを選ぶと良いでしょう。
塗料メーカーの保証がある屋根塗装工事
屋根塗装の品質にこだわりたい人は多いかと思われますが、塗装品質は屋根塗装工事を請け負う業者さんの力量だけでなく塗料メーカーの保証の有無によっても変わります。
一般的に、塗装工事における保証は、工事を行った塗装会社が独自に出しているもので塗料メーカーのものは殆どつくことはないといいます。
これは施工を行った会社が全責任を負うなどの意味にもなる部分ですが、その理由の中にはメーカー側がハイグレードな塗料を使ったとしても業者側の職人さんが正しい工事をしなければ意味がない、このような理由から塗装会社独自が定めたものだけが主流になっているわけです。
逆に、工事現場で適切な仕様通りの塗装工事が行われているなど、塗料を製造販売している会社が把握できなければ10年間や15年間などのような耐久性を維持できることを伝えることはできません。
ただ、全くないわけではなく塗料を製造販売する会社が信頼できるような塗装会社などでは、技術と実績があるので塗料においても一定期間の保険を掛けることができる強みを持ちます。
屋根塗装の工期は規模や天候にもよるけれども10日前後が目安
屋根塗装の工期は規模や天候にもよりますが、10日前後が目安となります。
屋根塗装の施工内容と、施工にかかる日数をチェックしてみましょう。
まず行うのが足場の建設と養生シートでの保護です。
足場は職人さんが安全に作業できるように建設するもので、養生シートは近隣の住宅に汚れや塗料などが飛び散らないようにする目的で行います。
この足場建設と養生シートの保護にかかる期間は1日です。
次に高圧洗浄機での洗浄を行っていきます。
屋根材に溜まった汚れやコケやカビなどを綺麗に洗い流し、塗料の密着度を高めるための工程です。
この洗浄も1日で終わるのが一般的です。
下地調整や補修は1日から2日、そして塗装にも1日から2日かかります。
塗装は中塗りと最終段階の上塗りと2回行うのが基本です。
その後、最終確認を行って足場を解体・養生シートを撤去して屋根塗装は終了です。
ただ、この工期はスムーズ進んだ時の目安で、雨が降ってしまうと伸びてしまいます。
屋根塗装は見積もりの段階でしっかり点検して貰うことが成功に繋がる
家屋の中でも一番大切な部分は意外と屋根で、普段は登ったりして確認をするのが難しい場所となるからです。
ただ雨風に一年中曝されることからも雨漏りなども生じやすく、一度、それが生じてしまうと急速に劣化に至ることはよくあります。
そして素人目線では屋根のトラブル原因をいちいちチェックするのが難しく、それを屋根塗装の専門店に任せるのが一般的です。
特に屋根の劣化が気になっている場合には、屋根塗装を行う上では見積もりの段階で、点検の項目を念入りにして貰い、将来の雨漏りなどのトラブルに見舞われないように注意をする必要があります。
この点検をしておくことで、屋根塗装だけでは対処できない補修箇所を見つけることに繋がり、それが屋根の劣化に繋がることを防いでくれます。
信頼できる専門会社の場合、見積もりでしっかりと診断までしてくれ、適切なアドバイスをしてくれたりします。
その上で屋根塗装をしっかり行うことで、建物の寿命が確実に延びるのは言うまでもありません。
屋根塗装での塗り回数や利用する量などはメーカーの仕様に沿って行う
屋根塗装を行う際に一番気になって来るのは、実際の塗り工程になるのではないでしょうか。
基本的に、重ね塗りを行う回数および塗布量は塗料メーカーが定めている仕様に従う必要がある、薄める場合は希釈率が正しいことを確認した上でシンナーもしくは水などを混ぜて薄めて利用するのが普通です。
薄める割合を多くすると屋根塗装の品質が悪くなる、その理由は屋根表面に形成される塗膜の厚みが薄くなってしまったり、塗装後にひび割れが生じるなどのリスクがあるなどが挙げられます。
なお、塗料メーカーの仕様は、塗料本来の性能を発揮できることに繋がるものなので、必ず利用する量や塗り回数は守ることが重要です。
ちなみに、塗り回数が少ないのは問題になることは分かるけれども、逆に多いとどのようになるのか気になる人も多いといえます。
多くの量を使うと塗膜は厚みが出て来るけれども、はがれやすくなるなどのリスクもゼロとはいい切れませんので、このような基本を分かりやすく説明してくれる塗装会社に屋根塗装を依頼することをおすすめします。
屋根塗装は目で目ない部分だからこそ信頼できる塗装会社に依頼
住宅の屋根は、1階部分なら2階の窓から見ることはできるけれども、総2階建てなどの住宅の場合は1階部分には屋根がないので現在の状態などの把握ができません。
これは屋根塗装を行う際のタイミングを知るためにも欠かせないものになるけれども、一般的には屋根塗装は新築から8年目を迎えたタイミングが一つの目安になっていて、外壁塗装と合わせてリフォームを行う人も少なくありません。
住宅の環境などで8年のタイミング早まることもありますし、10年程度を迎えた段階で行えば良いなど様々です。
塗装会社に見積もりをお願いすると、出張してきて家の状態をチェックして費用を計算した上で屋根塗装の金額を提示してくれますが、このとき現在の屋根の状況を写真や動画などで説明してくれる、塗装の必要性について納得できる説明を行ってくれる会社は信頼できるのではないでしょうか。
現在の状況が目に見えない部分になるわけですから、信頼できる塗装会社に屋根塗装を依頼することをおすすめします。
見積もり段階でも屋根の写真や映像を撮影して確認することも屋根塗装は必要不可欠
屋根塗装を検討するにあたって、まずは専門店のスタッフに現場に来てもらい、状況を確認の上で費用の見積もりを提出してもらうことになります。
この現地確認の段階で、屋根の写真や映像を撮影しておくことも、適正な価格で工事を請け負ってもらう上でのキーポイントといえます。
屋根塗装が必要な状況にある場合、棟板金が錆びついていたり、屋根材に苔や汚れが大量に付着していたりすることも多く、この場合には単純に屋根塗装だけをすればよいのではなく、金属部分の交換や高圧洗浄といった作業も必要になります。
もしも写真や映像があれば作業の必要性が理解できますが、そうでなければ必要性の有無がはっきりとは理解できません。
そのため不必要な作業を押し付けられて高額な見積もりになってしまうこともあれば、逆に本来必要性のある箇所まで値切ってしまい十分な効果が得られないといった結果になってしまうことがあります。
また自然災害による損害として火災保険の適用を受けるのであれば、後日の証拠としても重要になります。